公認会計士論文式試験では黒のインク書きが強制となります、また基本的に二重訂正線ではなく修正テープでの修正が推奨されています
また計算は手が止まることが多いことと修正テープのことがあり万年筆の使用は個人的にはナシです
現在論文一年生(仮)として専念を前提として勉強をしている私が使ってきた安価なボールペンの中でおすすめできるものを紹介します
上から順にオススメできるものです
① ジュースアップ(特に多色がオススメ)
ジュースアップは癖字も丸くて可愛い字になります、またハイテックCと比較して詰まりがなくニードル(シナジー)チップのためシグノよりもインクフローが良いです 多色は非常に素晴らしいペンですが単色はややブレがあります
それを差し引いても最も優秀な安いボールペンと言っても過言ではありません
売れてる度は二番手三番手程度(ユニボールワンに劣る程度)でしょう
私は現在ジュースアップの多色をメインに答練で使用しています
②シグノ307
短繊維をインクに混入させているペンになります。ユニボールワンと比較すると色はイマイチですがインクフローも悪くなく修正テープを引っ掻いてしまわない限りは詰まることもありません。
優等生的なゲルインクボールペンで、単色であればジュースアップよりもいいかもしれません
超優秀なのにあんまり売れてないボールペンです
0.38mmを使っています
③シグノ(キャップ)
シグノシリーズは非常に良いですね、0.38mmでも詰まりません。キャップ式のメリットとしてペン先のブレがないことが挙げられます。
0.38mmを使っています
④ジェットストリームエッジ(0.38の方)
やや高め(とは言っても安いボールペンです)ですが、特徴的であるため今回入れました。
油性インクの中では評価が高いです。
私は基本的に「水性」「顔料」を贔屓にする傾向がありますが、油性でも高頻度で使用するペンです。
通常のジェットストリーム0.38はインクダマが出来やすいことが欠点ですがエッジの0.38はダマの頻度が通常よりも低い(およそ1/3程度)ことと、ニードルよりのチップであること、ボディの重心バランスが良いことが長所です。
⑤サラサマークオン
滲みにくいことが特徴です、他と書き味はさして変わりません、サラサも昔(17年前)と比較すると随分と詰まりにくくなりました。
実際シグノだろうとユニボールワンだろうとジュースアップだろうと顔料であれば上からマーカー引いても多少滲む程度で耐えられますがこれは速乾性が高い顔料インクのため答案汚しの確率が低いということで上位としました。
普段は0.4mmを使います。
⑥アクロボール
かなり好きな油性ボールペン、全般的にジェットストリームより優秀です。インクダマの頻度が極めて少ない(JSエッジと比較しても1/10程度)+タイヤパターンの軸自体が非常に優秀
0.5mmを使っています
⑦ボールサインiD ⑧サラサ ⑨ジュース
ここまで来ると並以上の評価とはいきませんが優秀な点はなくても欠点がないという形
これより上は何かしらの長所があったのですがこれらは特筆すべき点はありません
公認会計士試験において0.7mmのボールペンを使う機会はあまりありません、ジェットストリームは0.38か0.5が多いのではないでしょうか
ダマの頻度が少ないのが0.5のため0.5の方が優秀です
水性顔料への贔屓が入っているとはいえかのジェットストリーム(通常)を超えるボールペンが多数出ていることから現在のボールペンの進化が伺えます
11 ユニボールワン
色が素晴らしい!ムラがある!たまに詰まる!
無難と思われがちですがかなり長所と短所のあるピーキーな品です。
水性顔料なのにサラサRやエナージェル並の発色があることはかなり評価できます(青はシグノと比較するとだいぶ色が悪い)
大体0.5mmを使っています。
12. ブレン
スラリと同じタイプのエマルジョン(実際ほぼ油性)ボールペンです。
スラリもブレンもインク自体は特に欠点もありません。特筆すべき箇所がない油性ボールペンなのでこの位置となります。
私は酷くない限りはペン先のブレが気にならないので特にこれを選ぶ理由はないという感じです。
13. サラサ-R
サラサは一般的に水性顔料と思われがちですがこれとDryは水性染料を使用しています。
ユニボールワンの後に出た品です、全身黒のモデルがあることや色を売りにしていることから市場で競うことを前提にしてるのでしょう
発色はもちろん良いです、ただこれと比較するならユニボールワンじゃなくてエナージェルなんじゃないかなぁ
ユニボールワンと比較すると全然売れてない印象あります
14. エナージェル
超人気ボールペンエナージェル
修正テープ禁止の試験においては非常に優秀でしょう
私はエナージェル含む水性染料ボールペンを公認会計士試験においては選ぶべきではないと思っています
顔料でも確かに修正テープと相性が悪いのですがエナージェルの修正テープとの相性の悪さは異常
水性ボールペンで滲みや相性を気にするならサラサマークオンを使うべき
15. サラサドライ
同じく水性染料ボールペン
これはインクの浸透が早いという点で乾きやすいという特徴を持っています(紙への濡れ性が高いということ)
修正テープには浸透しないのでエナージェルと変わりません
これの欠点はとにかく文字が太る、1段階上のペンを使ってる印象です
0.4mmの書き味で0.5mmの字って考えるとなるべく使用を避けたくなってしまいます
16. Feel
ビクーニャの時からそうなんだけどインクダマやばすぎ
17. Hitec-C
古の水性ボールペンってこんなんだったよなって思い出させてくれます
結論として単色であればシグノ307またはジュースアップ 多色はジュースアップをオススメします